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就任のあいさつ


神戸地区評議会新議長  

脇田 英二 (兵庫教会)

   聖書には一般社会から見れば逆説が多く描かれていると考えます。最たるものが「金持ちが天の国に入るのは難しい。らくだが針の穴を通る方が易しい。」(マタイ19章23節)だと思っています。
 私の霊名はアシジのフランシスコ、2007年の4月に洗礼を授かりました。霊名をこのイタリアの貧者にしたら、と勧めてくださった人がいました。せっかく勧めてくれるならと何の深い考えもなく決めました。しかし信者としての生活を続けていると、霊名の成人に性格が似てくるようなきがします。44歳になってキリストと出会い、生活は一変して現在57歳で独身ですが、貯金はありません。と言うかする気がありません。厚生年金は拒否できないので自動的に入っていますが、働ける間は頑張って働いて、行けるところまで行ったら土にかえりたいと考えています。すべてを決定されるのは主なのであるのだから、先行きを自分で考えないように努めています。
 私は毎週社会活動センターが行っている「夜回り」に参加しています。担当するのは主にメリケンコースで、そこには「いらんいらんのおっちゃん」が居ます。彼は現在86歳。「いらんいらんのおっちゃん」という名の由来は
1.私たちが持参するおにぎりやみそ汁を受け取ったことがない。
2.生活保護など人が生きていく上での保障にまったく興味を示さない。が挙げられます。しかし彼は何かあったらその時は相談する医からと言っています。直近に会ったとき彼が言ったのは、食パンを3枚毛布の中に入れていたのだが、他のホームレスに盗られた。悪い奴がいるもんやな、とぼやいていました。生活保護を受けて屋根のある暮らしをすれば、パンを盗まれることもないだろうと思うのだが、彼は毎日食べ物を集める生き方を好みます。人間がどのような対策をしても死ぬときは死ぬというのを訴えているように感じられます。
 抜群の調整能力を持った濱崎先生から議長を引継ぎました。皆様にご迷惑をおかけしないように頑張りますので、よろしくお願いします。

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